《トリプルスカイバトル》Cブロック:マノン視点振り返り
はじめに
ごきげんよう。令和トリプル勢のマノンです。
本記事は、リユルンさん主催のORASトリプルバトル大会「トリプルスカイバトル」の振り返り記事です。
大会概要はこちらから↓↓
ざっくりとルールを説明すると、飛んでいるポケモンが使える大会です。
事前考察
- ひこうタイプのポケモンが多いので、攻撃面では、相対的にでんき・いわ・こおりタイプのわざが強くなる。同じ理由で、耐性面では、くさ・むし・かくとうタイプのポケモンが相対的に弱くなり、でんき・いわ・はがねタイプのポケモンが強くなる。
- おいかぜを覚えるポケモンが多いため、おいかぜミラーが発生する。対策としてトリックルームが採用される。ただし、トリックルームパーティのエースはほどんどいない。
- ねこだましを覚えるポケモンがいないので、相対的にせいしんりょくの価値が下がる。
- ワイドガードを覚えるのは、プテラ、キャモメ、ペリッパー、タマンタ、マンタインの5種類のみ。
- このゆびとまれorいかりのこなを覚えるのは、トゲチック、トゲキッス、バタフリー、ハネッコ、ポポッコ、ワタッコ、ビビヨン、マスキッパの8種類。ビビヨンのかくれ特性はフレンドガード。
- 特性で天候を操れるのはメガリザードンYのみ。対策で手動あまごいが採用される。
- いかく枠は、ギャラドス、アメモース、ボーマンダ、ムクホーク、霊獣ランドロスの5種類。メガシンカ枠は、リザードン、ピジョット、ギャラドス、プテラ、チルタリス、ボーマンダ、ラティアス、ラティオスの8種類。ゴース、ゴーストは参加できるがゲンガーは参加できない。
ふむふむ。つまり、追い風メガプテラやひこうタイプ全般が強いのかな。
やりたいこと
パーティ
プテラ@メガストーン(プレッシャー)
はたきおとす/フェイント/ステルスロック/おいかぜ
ロトム水@ねらいのまと(ふゆう)
10まんボルト/ハイドロポンプ/トリック/よこどり
シンボラー@いのちのたま(いろめがね)
バルジーナ@オボンのみ(ぼうじん)
ぽけっとふぁんくしょん!
個別紹介
プテラ
かたいツメを活かせる攻撃技として、対角攻撃かつ必中のつばめがえしを採用した。フリーフォールはひこうタイプに無効なので採用を見送ったが、攻撃ダメージが入らないだけでフリーフォール自体は成功するんですね。初めて知りました。
ワイドガードは刺さる場面が多く、採用したのは正解だった。また、シンボラーのシンクロノイズから味方を守る技としても重宝した。
ワイドガード→まもるのプレイングガバをやらかした。
カイリュー
171(36)-159(36)-161(252)-×( )-121(4)-113(180)
ぽけっとふぁんくしょん!
メガプテラ対策の弱点保険カイリュー。メガプテラの攻撃を1発耐えて、返しの弱点保険たきのぼりで倒す!がコンセプト。いわなだれで怯まないように、特性はせいしんりょくにした。しかし、メタっていたメガプテラは相手にいなかったり、ふぶきなどの特殊技に弱くなっていたりしたので、マルチスケイルでもよかったかな。
調整は以下の通り。
シンボラーの障害となる悪タイプの対策としてばかぢからを採用したが一度も使わなかったし、そもそもフリーフォールやドラゴンダイブでよかった。まもるも欲しかった。
というより、たきのぼりである必要がなかった。フェアリータイプの対策にもなり、怯み率も高いアイアンヘッドの方がよかった。
一方、しんそくを入れていたおかげで低レベル戦法の対策ができた。また、防御に厚く振ったおかげでエアームドのフェイントを耐えた。防御厚めのカイリューは非常に使いやすかったので、いつかフリーバトルでも使ってみたい。
グライオン
ステルスロック、フェイント、おいかぜが使えるポケモンとして採用した。…が、全体的に中途半端となってしまった。
同じ技構成でエアームドを採用できるが、当初は「でんき技無効のステルスロック使い」として差別化できていると考えていた。しかし、グライオンとしての強さ際立たせるためには、特性をかいりきばさみにしたり、ハサミギロチンも覚えさせたりするべきだった。
ステルスロックの刺さりが良かったのは目論見通りだった。
ウォッシュロトム
ロトム水@ねらいのまと(ふゆう・ひかえめ)
157(252)-×( )-127( )-172(252)-127( )-107(4)
10まんボルト/ハイドロポンプ/トリック/よこどり
ぽけっとふぁんくしょん!
よこどり要因かつ、ねらいのまとトリック型のロトム。バルジーナやドンカラス、が仮想敵。
6つあるフォルムのうち、ヒート・フロスト・スピンはいわ技が抜群なので除外。粉技無効のカットも候補だったが、ひこう技が等倍になってしまうので不採用。ノーマルはS91と素早いが、耐久が不安だったのでウォッシュに落ち着いた。
シンボラー
構築の起点。ひこうタイプ・エスパータイプに対してシンクロノイズで負荷をかける。
シンクロノイズで技が固定されるのが嫌だったので、技を打ち分けられるいのちのたまを採用。ねっぷうは一度も使わなかった。
シンクロノイズのエフェクト、結構綺麗なので一度は見てください。
バルジーナ
最後まで決まらなかった枠。オウムがえしは使わなかった。
シンボラーのシンクロノイズを無効化できることを買われて採用した。
おだやかで育成してもよかったかな。
対戦内容
1戦目:カワリミさん
手動霰トリパ。
霰パは完全に無警戒で、トリックルームは対策を切っていた。
とりあえず初手でステルスロックを撒こうとしたが、カイリューのフリーフォールで連れ去られてしまった。その流れでムウマのトリックルームを許し、手動霰を決められる。
なんとか抵抗しようとするも、ふぶき連打で押し切られて負け。相手のポケモンを1匹たりとも倒せなかった。完敗。
2戦目:あちゅさん
メガチルタリス軸トリパ。
ムクホークのいのちがけがグライオンに命中し、タスキで耐えてステルスロック。その後、シンボラーのシンクロノイズが利かないヒートロトムやメガチルタリスを優先的に攻撃していった。カイリューのじゃくてんほけんを発動させたり、プテラのワイドガードが刺さったりと、個々の強さは発揮できていた。……が、シンクロノイズの対象相手が少ないのもあって、押し切ることはできなかった。
メガチルタリスを過小評価していたことを痛感した。0-3で負け。
3戦目:リッチまつりさん
低レベルトリパ。
コロモリはレベル1。トリックルームを許すものの、フェイントを使えるグライオンとしんそくを使えるカイリューでがむしゃらを封じた。
その後、メガチルタリスとヒートロトムを重点的に狙い、シンボラーのシンクロノイズを相手3体に命中させることに成功した。押し切って勝ち。
戦績
なんでみんなトリパ使ってるんだよ!!
1-2 で予選敗退。
シンクロノイズこそ成功したものの、勝ち越すことはできなかった。
ちなみに、カイリューはKP3だったそうなので、Cグループしか使ってなかったそうですね。
反省点
……全体を通して、準備不足だった。